成長期の野球肘|投げると肘が痛いときに確認したいサインとポイント
2026/09/02
野球肘はなぜ繰り返す?投げると肘が痛いときに見直したいポイント
「投げ始めると肘の内側が痛む」
「休めば楽になるのに、投げるとまた痛くなる」
「小学生の頃から時々痛くなり、その都度ごまかしてきた」
このような肘の痛みを繰り返している野球選手や保護者の方は少なくありません。
試合や大会が近いと、「少し痛いだけなら投げさせてもよいのか」「休ませた方がよいのか」と迷うこともあるでしょう。
野球肘は、単純に肘を揉んだり温めたりして一時的に楽になることがあります。しかし、投球を再開すると同じように痛みが出る場合は、肘だけでなく、投球量、練習内容、身体の状態、投げる動き全体を合わせて確認することが大切です。
今回は、投げると肘が痛いときに見直したいポイントをご紹介します。
まず大切なのは、痛みがあるまま投げ続けないこと
投球時に肘が痛む場合、「試合が近いから」「少し我慢すれば投げられるから」と、そのまま投げ続けてしまうことがあります。
しかし、成長期の肘には骨の成長に関わる部分があり、繰り返しの投球による負担が痛みにつながることがあります。特に肘の内側の痛みは、投球動作を繰り返すことで起こるオーバーユースの一つとして知られています。
痛みがある日は、まず投球を中止する、または強度を調整することを考えましょう。
また、次のような場合は自己判断で様子を見続けず、早めに整形外科など医療機関へ相談することをおすすめします。
・肘が腫れている
・肘に引っかかる感覚や、ロッキングする感じがある
・肘を最後まで伸ばしにくい
・投球以外の日常生活でも痛みがある
・痛みが強くなっている、何度も繰り返している
・しびれや力の入りにくさがある
投球時の痛みや可動域の制限がある場合は、投げながら様子を見るのではなく、まず状態を確認することが重要です。
投球数や練習内容の変化を振り返る
肘の痛みが出たときは、「最近、投げる量が変わっていないか」を振り返ってみてください。
例えば、
・大会前で投球数や連投が増えた
・ピッチャーやキャッチャーなど、投げる機会が多いポジションになった
・守備練習や遠投が増えた
・複数のチームや大会で続けて投げている
・休養日が少なく、疲労が抜けないまま練習している
といった変化が、痛みが出始めた時期と重なっていないかを確認します。
単純に「投げすぎだから」と決めつけるのではなく、今の身体の状態に対して、投球量や練習量が合っているかを見ることが大切です。成長期の投球障害では、投球量の管理や休養が予防・再発防止の重要な要素とされています。
肘の状態と、投球につながる身体の動きを確認する
投球は、腕だけで行う動作ではありません。
踏み込み足で地面を受け、股関節や体幹を使い、肩甲骨や肩から腕へと力を伝えていく全身の動きです。
この流れの中で、股関節が動かしにくい、片脚で身体を支えにくい、体幹が早く開く、肩や肩甲骨が十分に動かないといった特徴があると、投球時の肘にかかる負担が大きくなることがあります。
そのため、肘の痛みを確認するときは、肘だけを見るのではなく、
・踏み込み足で地面を受けられているか
・股関節を使って身体を回せているか
・体幹が投球方向へ力を伝えられているか
・肩や肩甲骨が無理なく動いているか
・腕だけで投げる形になっていないか
といった点も合わせて確認します。
ただし、「このフォームなら正しい」「この形なら必ず肘を痛めない」と単純に決めることはできません。身体の柔軟性、筋力、成長の段階、投球量によって、負担がかかりやすい場所は一人ひとり異なります。
動画で見るのは、フォームの良し悪しではなく連動
投球フォームを確認する場合は、スマートフォンで正面・横・後ろから短く撮影しておくと、あとで見返しやすくなります。
動画では、見た目のフォームだけを「良い・悪い」と判断するのではなく、身体の動きがどのようにつながっているかを確認します。
例えば、次のような点を見てみましょう。
・踏み込み足が投げる方向に対して大きく開きすぎたり、閉じすぎたりしていないか
・リリースの位置やタイミングに大きなばらつきがないか
・右と左で身体の使い方に大きな違いがないか
・身体が早く開き、腕だけで投げる形になっていないか
・疲れてくると動きが大きく変わっていないか
こうした特徴は、肘の痛みそのものを動画だけで判断するためではなく、投球時にどこで無理に力を補っている可能性があるかを考える手がかりになります。
また、選手本人が感じる「投げにくい」「引っかかる」「腕が振りにくい」「怖さがある」といった感覚も大切です。本人の感覚と、肘の状態、身体の動き、練習状況を合わせて確認することで、今の状態に合った対応を考えやすくなります。
宮田接骨院でできること
宮田接骨院では、投げると痛い肘に対して、痛む場所だけで判断するのではなく、肘の状態、投球数や練習内容、踏み込み足・股関節・体幹・肩まわりの動きまで確認します。
痛みが繰り返される場合は、「フォームを無理に変えること」だけを目的にするのではなく、なぜ肘に負担がかかりやすくなっているのかを一緒に整理することが大切です。
・「投げると肘が痛い」
・「休むと楽になるが、再開するとまた痛くなる」
・「試合が近く、どこまで投げてよいか迷っている」
・「フォームや身体の使い方を確認したい」
このようなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
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※症状や回復の経過には個人差があります。痛みが強い場合、腫れや可動域制限がある場合は、無理に投球を続けず、医療機関への相談をご検討ください。
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HP内のコンテンツに掲載しております。ご参考にしてください。


